占いマニア

掛け持ちをしまくりながら色々更新している双葉直樹です。 私もともと、霊とかそういうのが大好きなんですが、小学校４年生頃に書き始めたそっち系の物語があるんです。 今回は(今回も)そういった小学生時代のリメイク版になります。 当時はハチャメチャすぎる百鬼夜行のお話でしたが、これは術を扱う少年少女のお話になります。 主人公達は思春期設定なので下ネタが出てくるのはあしからず…… では、どうぞ。 ―――――――――――― 俺は一人の人間だ。 俺の為に、俺が幸せになるために生まれてきたんだ。 誰かの為に、何かの為に生まれてきたわけじゃない。 だから、もう、それ以上関わるのはやめてくれ。 俺がさびしくても、お前はどうにもならないんだから。 俺は俺、お前はお前、アイツはアイツ、君は君、こいつはこいつ。 それだけで良い。 もう良いんだ。 それでも変わらないというのなら、俺は。 消えてしまおうか。 ―――――――――――― とある手記。