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[小説] seven deadly sins 〜傲慢の少女は世界を知りたい〜

[小説] seven deadly sins 〜傲慢の少女は世界を知りたい〜」が話題となっています!

作者さんの説明
少女は10年間、白い壁の部屋に囲まれていた。 少女は一度見たものを決して忘れる事はなかった。 少女の世界にはいつも白い壁と数人の患者仲間と、先生達しかいなかった。 ある日突然、変わりばえのしない日々が崩れていった。 患者仲間の一人の頭に鉛玉が撃ち込まれた時、自身の白い患者服に彼の赤が染み込んだ時の 胸に燻った感情も、腹からせり上がってきた感情も、何一つとして少女は理解できなかった。 ただ、何かを求めて地を蹴った。 いつかに見たことがあった黒いそれを奪って、triggerを引いた。 頭の芯が痺れて、何も考えられなくなった。 何かを知りたかった。それが、己の中に芽生えた感情についてなのか 現在自身の身に起こった出来事についてなのか、この時の少女には些事なことだった。 初めて衝動のままに動いたと思う。少女は赤く染まった己の体を見た。 この場所では赤は見知った色だった。匂いには辟易したが ガチャン その時、個室の扉が開いた。 『これは、凄い事になっているね』 流暢な英語が聞こえてきた。 視線を向けると一人の老いた女性がそこに立っていた。             ____これは少女が世界を知るお話____

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2020年09月02日 20:00に投稿されたエントリーのページです。

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