占いマニア

下校中の2人の女子高生 「私、もちみ。夢小説読むのが大好きなんだ」 『ちょっと待って・・』 「え、つぐみん。どうしたの？」 『貴方のノリについていけない・・』 「物語の主人公ってこんな感じじゃない？」 『いきなり何言ってんのこの人ってなったよ』 「ああ、ごめんごめん。って何の話してたんだっけ」 『夢小説の話してたんじゃなかった？』 「それそれ！つぐみんに夢小説書いて欲しくって！」 『自分を主人公にした物語が欲しいんだね・・』 「そうそう！ヒロイン気分になりたいから書いてくれない？」 『いわゆるリクエストってやつだね、どんなの？』 「主人公がサイコパスだったら！っていう話！」 『・・・それは無理』 「ええー！？何で！？」 『書くのが難しいよ』 「つぐみん夢小説書くの上手いじゃん！」 『上手い下手の問題じゃないよ・・ちょっと今からお話に付き合ってくれる？』 「え？いいけど・・」 こうして２人はカフェへ寄り道することにした