占いマニア

あなたが働く魔女の屋敷に 妖精の様に儚い雰囲気を持つ 不思議な少年とその執事がやって来ました どうやら彼は魔女の友人の様です 「……そうなんですよー 今日は曇りですし、僕は一人でも平気なのに」 「主様が平気でも俺が平気じゃありません。俺と主様が離れ離れの間に主様の御身に何かあったら……考えただけで目眩と涙がッ」 「メイ程辛辣でも困り物だがリアムも相変わらずだな」 「あはは、リアムは心配性すぎる所がありますからね ……おや、そちらの方は？」 「よくぞ聞いてくれたアシェルよ！ コヤツは私が新たに雇った使用人だ 名を(名前)という。仲良くしてやってくれ」 「とっても素敵なお名前ですね 初めまして(名前)さん 僕は心術師のアシェルといいます そちらの泣いている大きな人はリアム、僕の執事です 以後お見知りおきを」 「ふむ、折角の機会だ アシェルよ、コヤツにお主の心術を見せてやってはくれぬか」 「僕は構いませんが……(名前)さんはどうでしょう？」