占いマニア

＊＊＊ 雪がしんしんと舞う灰色の街の片隅に、１人の子供がうずくまる 泣きじゃくる少年の手には１本のマッチが細々と燃えている そのマッチがなくなったら？さあ、どうなるのだろうか 誰も足を止めない、見向きもしない 曲がってしまった彼さえ、その子の存在に気づかない これは冷たい世界に、厳しい冬に囚われし天才が奏でる(ruby:奇想曲:カプリチオ)―― ‐　‐　‐　‐ 謎な書き出しを産みだす天才、作者の凛月花です。いや、意図がちゃんとあるんだけど文才がないんだよね← この作品はシュヘル様企画の(link:【募集企画】届け、アオハル応援歌！...:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/bands_school/)の派生作品です。(link:【とどアオ】春色ビート！【派生作品】:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/bourbon08114/)の主人公の空野花音のいとこ、久遠永愛視点の物語。永愛視点だからこそ分かる、永愛の心情を描こうと思います！ また、こちらの作品は春ビや他作者様の派生作品で永愛が登場してから書くので更新遅めです。 背景はhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/ganache1176/?fp=42(フロートの表紙素材ショップ)の「スノウナイト」を使用させて頂きました！